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Sexy Zoneマリウス葉の引退報道に見る、アイドル受難の時代 | 週刊スガブレ-The new season-
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Sexy Zoneマリウス葉の引退報道に見る、アイドル受難の時代

こんばんわ、すがのおーじです。

Sexy Zoneのマリウス葉君が留学から引退へという報道が流れているようですが、まさに以前書いたモーニング娘。´22の森戸知沙希ちゃんもこの春で卒業⇒留学というのと重なり、以前から懸念してはいましたが、コロナの影響で仕事も減り、将来に不安を持つアイドルが増えているんだなと改めて実感しました。

アイドル受難の時代 ジャニーズのケース

ジャニーズ事務所では「22歳定年制」を導入したとの事で、2023年より先の見えないジャニーズJr.は活動終了することが決定したそうです。

そのため、ジャニーズでの大学進学率は非常に高く、タレントとしての仕事の幅を広げるための事務所の戦略とは言われていますが、結果的に大事なタレントに別の道を考えさせる要因ともなっており、そのまま留学や芸能界引退を選択する子達も多いとの事。

事務所としてはジャニーさんが亡くなってから以降のジャニーズ事務所の力の衰えは明らかで、スキャンダルやスマップ・嵐・V6と看板グループが次々と解散していったダメージも大きく、必死に世代交代を急いで、人気の落ち込みを止めようと躍起になっている様子は端から見ていても感じ取れますが、やはり憧れだった先輩グループが次々と解散していく姿をみて後輩達としても、「アイドル」という職業の大変さについて改めて考えてしまうのは致し方ないのだろうなと思います。

一般の社会人もそうですが、やはり40代50代過ぎてまでいつまでも働きづめというのは人として幸せとは言い切れないでしょうし、昔なら生涯アイドル・タレントとして芸能界で働くのが当たり前だったのが、価値観の変化から早期リタイアしてマイペースに仕事を続け、自分のやりたい事に時間を割きたいという流れに変わりつつあるのが現状なのでしょう。

アイドル受難の時代 ハロープロジェクトのケース

ジャニーズJr.の22歳定年制には驚きましたが、ハロプロではかなり前から「25歳定年説」という噂があり、それを逆手にとって「Juice=Juice」が「25歳永遠説」という曲を出して一部で話題となりました。
ただ、やはり「鞘師里保」の卒業⇒留学や元アンジュルムの「田村芽美」の卒業⇒女優への転身辺りから、一気にハロプロ内でも早期にアイドルを諦めて進路を変更する研修生やデビューしても早々に卒業を選択するメンバーも増え、大学進学を希望するメンバーも増加したように、ジャニーズと全く同じ現象が起きています。

原因は色々ありますが、ハロプロにいればある程度人気のあるメンバーなら事務所もしっかり卒業後も面倒を見てくれる安心感は約束される反面、もっと上を目指したいという上昇志向の強い子達には物足りなかったり、コロナ禍で活動を制限されながら25歳の定年を迎える状況を大人しく受け入れる事が出来ない不安感から早々に卒業したり、留学して将来に備えるメンバーが増えているのでしょう。

そこは事務所としても経営が苦しい中、タレントを大事にして良く踏ん張っている方だとは思いますが、やはりハロプロと言えばモーニング娘。という事で未だに待遇に差があるようですし、実際どれだけ実力があってもモーニング娘。以外のグループという枠を突き破れないジレンマはあるでしょうし、肝心のモーニング娘。でさえ「過去のグループ」というイメージから脱却できずに、ここまで何とかメンバーとスタッフの努力でスキルレベルを落とさない事でプラチナ期~カラフル期以降の人気を維持するのが精一杯というのが現状で、ハロプロメンバーが将来を不安に感じるのも無理は無いと思う程です。

アイドル受難の時代 今後のアイドルの形とは?

アイドル受難の時代と書いて来ましたが、そもそも芸能人が受難の時代に入り、事務所と揉めて独立してユーチューバーとして活躍する人もいれば、上手くいかず後悔する人も続出し、混迷の時代に入りました。

コロナ前から芸能界は厳しい世界ではありましたが、世間を知らず勢いや思い付きで独立して借金を抱える子や生活に困り芸能界に戻って来たけど、プライベートで躓く人など様々な例を見てみると、やはり「学業との両立は将来的に必要」と言わざる得ず、今後も暫くはファンとしては辛い状況が続くことが予想されますが、色んな失敗や成功を繰り返す中で、新たなアイドル・タレントとしての生き方が構築されていくまでタレントもファンも事務所も我慢の時期を乗り越えていくしかないでしょう。

アイドルは「憧れ」の存在であり、手が届かないのが良いという距離感が売りだったのを48グループがスキマ産業的発想で「身近なアイドル」という今までに無いスタイルを築き上げて成功したのが、果たして良かったのか悪かったのか、微妙と言わざる得ないですが、ジャニーズで配信によるファンとの交流を楽しんでもらうサービスを予定しているそうです。
しかし、ファンの反応は「そこまで降りてこないで欲しい」という手が届かない距離感を維持したい声が大半とか。
ビジネスでは人がやってない事をやる事で成り上がるというのは常策ですが、それを繰り返した挙句、残ったのは価格競争で利益が出ず、人々は休みもロクに与えられずに働きづめという現状です。

やはり物事には「限度」というものが存在し、それを踏み越えてしまうとたちまち崩れてしまうという事なのでしょう。
今まではアメリカなどの真似をして、お金稼ぎに奔走し続けてきた日本ですが、そろそろ現実を直視して、みんなが無理なく継続して働いていける社会に戻していかないと、折角の苦労や努力も水の泡となる事をしっかりと受け止めて「限度」を超えないよう協力していく必要があるのではないでしょうか?

アイドル受難の時代から話が逸れましたが、大きな目で社会問題として捉えると、多分そういう事をこの話題は考えるべきだと我々人間に問われているように思います。

すっかり重々しくなってしまいましたが(苦笑)娯楽は人々の希望であったり、生きがいの為にありますから、せめてそこは明るく、楽しくあって欲しいなと願うばかりです。

では( ´Д`)ノ~バイバイ

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