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小栗旬、自分の演技が上手いとは思わないも続けれるのは嫁、山田優のお蔭? | 週刊スガブレ-The new season-
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小栗旬、自分の演技が上手いとは思わないも続けれるのは嫁、山田優のお蔭?【プロフェッショナル】

こんばんわ、すがのおーじです。

5月3日に放送された【プロフェッショナル仕事の流儀】に出演した小栗旬さんの放送回をとても楽しみにしていたのですが、観る前と観た後で小栗旬さんの印象がガラッと変わってしまって、想像以上だったので放送を観てないって方にも是非観て欲しいと思い、感想を書いていきたいと思います!

密着開始も「庵野秀明」監督回を思わすような「僕を撮っても何も出てこないですよ」発言に不安なスタート

まあ庵野秀明監督回の事はここで触れると脱線するので避けますが(笑)確かに俳優という職業に限らず、現代働いている特にクリエイトな仕事を生業(なりわい)とする人が最初にぶつかる壁は先駆者が偉大過ぎるというべきなのか、後から出てきた人間に残された役割が僅かしか残って無いというジレンマだと僕は思うんですよね。
※庵野さんがシン・エヴァの完成披露試写会だっけな?で【プロフェッショナル】の密着取材に対して「一番取れ高のある場面で撮影終わってた」とぼやいてましたが、庵野さんも庵野さんだったけど、今回の小栗旬さんを担当したプロデューサーの取材へのスタイルは確かにちょっと首を捻りたくなる場面もありましたね(苦笑)まあ、こっちも撮影してる部分でしか見て無いし何とも評価しようが無いですが(;’∀’)

小栗旬が「自分の演技が上手いとは思わない」と自己評価する訳とは?

小栗旬さんもどこか自己評価が非常に低い方で「自分の演技が上手いとは思わない」とか「小栗旬は演技が下手!」と口では言いつつも、プロフェッショナルのプロデューサー同様「何か抱えてる感」は観ていて感じられはするんですが、本人も自覚してるのか「はぐらかしてる」と本音を簡単には出してあげない意地悪を楽しんでる感じもあって(笑)不安になりましたが、撮影の現場では「人見知り」を言い訳に出来ない仕事と若いころからの失敗や自己観察の末に意識して話すようになったそうです。

NHKの大河ドラマとしてもここまで宣伝に力入れているのは異例じゃないですか?
そして「小栗旬という役者は死ぬんだよ」という強烈なパワーワード炸裂!(笑)

努力しているのに相変わらずの「自己評価の低さ」そして続く「はぐらかし」

これだけ見ると面白さ伝わりませんけど、リハーサルで目の前にこのマスクして演技されたら、そりゃ集中出来ませんて(笑)大泉さん相手だから出来る技ですね(^^ゞ

面白かったのはコロナ禍ですからリハーサルではマスクしてるんですけど、ある日からマスクにその日一番印象的な出来事を書くようにしたんですけど、大泉洋さんから差し入れがあれば「大泉パンありがとう」とマスクに黄色いペンで書いて「演技にならない(笑)」と大泉さんからクレーム受けたり、メイクさん始め現場で関わるスタッフさんの名前までキチンと覚えるようにする姿は僕が抱いていた小栗旬さんの飾らないイメージと一致してはいましたが、武士に成り切るために筋トレとダイエットで体を作り上げたり、演技の殺陣の為に竹刀の素振り毎日100回を自らに課し、自分のアイデアで日本舞踊を個人的に教わったりとここだけ見てると、一般人には確かに凄い!って感じですけど、これで飯食ってるしかもトップクラスの役者さんで大河ドラマの主演を演じるともなれば、誰しもがそれぐらいの努力はしているでしょうし、そういった人達を観てきたからこそ小栗旬さんも当たり前のようにやってるのかと思っていましたが、それでも「やってるように見せてるだけ」「怠けてる」と相変わらず自己評価が厳しいんですよね。

小栗旬が隠していた「役者を続ける理由」を話すキッカケはまさかの番組プロデューサーの奥さんの出産!そして光る妻、山田優の「内助の功」

この辺からは本当に「北条義時」そのものだなと思ったんですけど、小栗旬さんて子供の頃から大人しくて、中学3年生の時には酷いイジメを受ける経験もしているそうなんですが、自称「気が小さい」らしく、その反動というべきなのか周りの心配ばかりしてるみたいで、プロフェッショナルのプロデューサー兼カメラマンなので彼が居なくなると密着で撮影や話が聞けなくなる訳なんですが、タイミングの悪い事に奥さんが出産する事になり、立ち会うべきかで悩んでいたプロデューサーを楽屋に呼び出して突然スマホで「オンリーユー」を流し始める小栗旬さん( ゚Д゚)

番組通して一切ブレなかったんですけど、彼は人からどう思われようとも周りの人達を助ける為なら笑いものになろうが、馬鹿にされようが関係ないという信念を持ってるんですよね。
もうこれだけで自分には無いと言ってた「流儀」が存在してるじゃん!と感心したんですが、プロデューサーが仕事をやり切りたいという思いには理解を示しつつも、父親の先輩として「立ち会うべき」と説得しだして、更にまさかの奥さん「山田優」さんが電話してきて、プロデューサーの奥さんの出産の件を伝えると、「立ち会った方が良い!」と夫婦から説得される展開は小栗旬さんがプロデューサーを上手く説得するための仕込みがあったのかもしれませんが、それを割り引いてもここまで一番組で関わっただけの人に時間を惜しみなく使う「小栗旬」とは一体?という疑問と興味が湧いて来た瞬間でした。

もう絶対逃げられないやつ(苦笑)ただ番組的にもプロデューサー的にもこれがキッカケで距離が縮まったので良かったし、小栗旬と山田優に説得される人なんて多分、後にも先にも彼だけでしょ(笑)

ストイックな役者の真実は亡くなった元マネージャーへの「恩返し」が原因だった!

プロデューサーが現場を離れて出産に立ち会った日というのがなんと大河ドラマ「鎌倉殿の13人」撮影初日だったので、プロデューサーが悩んだのも無理は無いと同情しましたが、そこは流石、小栗旬!
自分のマネージャーにカメラを持たせて説得して立ち会わせた責任はキチンと取るカッコよさ!
まあ、一番撮りたいシーンが雨のためなかなか撮影出来なかったのはご愛敬でしたが(笑)小ぶりの雨の中、馬に乗せて女装させた頼朝を連れて逃げるシーンは雰囲気が出てて凄く良かった!

で、Lineで無事出産した赤ちゃんの画像を送って来たプロデューサーに返信して、これで二人の距離も一気に縮まって、遂に本心を語るのかと思ったら戻って来たプロデューサーに塩対応(笑)
というのは言い過ぎですけど、相変わらずのはぐらかしが続き、やっぱり不安を感じ始めたんですが(笑)ちょっとずつ自分の中にある「野心」とか「マグマ」と表現してましたけど、演じる事への熱い思いを語るんですけど、やっぱり「核心」の部分になるとはぐらかすというのが続いて9カ月(笑)

北条義時の兄、北条宗時扮する片岡愛之助さんが亡くなった事に勘付くシリアスなシーンで突然プロフェッショナルのカメラが気に掛かり、撮影の中断を要求。
そこからはなんか男同士なんだけど二人のくっつきそうだけどすれ違うラブストーリーみたいになっちゃって(;^_^Aその後の撮影では「全然悪くない」と小栗旬さんは言ってくれてたのに、プロデューサーも肝心の大河の方に支障が出ては元も子もないと判断したのか1年の密着取材で9カ月経ってるのになんと1カ月半も取材をストップしてしまい、堪り兼ねて小栗旬さんの方から連絡する事態に(;^_^A

密着取材を行ったディレクターの制作裏話もあるそうなので、気になる方はチェックして見て下さい。
小栗旬さん宛てのラブレターについての話もあるそうです(笑)

食事をしながら腹を割って話そうとする小栗旬さんが、ここにきてようやく「自己評価が低い事」や「はぐらかし」について語り始めます。
僕自身はこの話は初耳だったし、歳取って涙もろくなってるせいもありましたが、自分は亡くなった元マネージャーの「細川」さんという初代女性マネージャーへの「恩返し」で役者を続けていると。

15歳でドラマ「GTO」で役者デビューした小栗旬さんは現場は仕事というより楽しい場所という感覚で、セリフも覚えて行かなかったり、撮影中に眠くなって居眠りしてたら主演の反町隆史さんに本で頭を叩かれて「のぼる(役名)寝るな!」と叱られるほどだったそうです。

そんな中、19歳だった小栗旬さんが「ごくせん」の撮影前に細川マネージャーに言われたそうです。
「頼むから今回は結果を残して欲しい」
小栗旬さんはどうしたんですか?と問うと「癌で1年もたないかもしれない」と返事が返って来たそうです。

そこが転機となり、小栗旬さんは自分でセリフのアイデアを持って現場に行くと、いつの間にか自分のセリフがドンドン増えていたと語ります。
その後、細川マネージャーは40代でお亡くなりになりますが、彼女が小栗旬さんを見出して、出会っていなければ、今の彼は無かったのだと分かると、全ての行動と発言が一本の線となり、当然泣きますよね(つд⊂)

恩人であるマネージャーへの「恩返し」は今や小栗旬に関わる人達への「恩返し」へと広がっている

今振り返ってみても、確かに小栗旬さん自身の才能と魅力はあったのでしょうが、売れ始めた頃に良くこんな声聞きませんでしたか?「小栗旬は雰囲気でカッコ良く魅せれる」
決して俳優として抜きんでて男前な訳でもなく、個性派という訳でもなく、でも芝居の瞬間で人を虜にする不思議な役者さんというイメージが僕の中にあった事を思い出し、いつの間にかキャリアを積み上げ「小栗旬」という役者を確立していた事を考えると、自然と「自分に厳しく」なり「自分には何も無い」という表現を口にしてしまう彼の気持ちも分からなく無い気もします。

ただ、彼はオンエア前にプロフェッショナルを見せてもらって「意外と見れるもんだね」と本音を語ります(⌒∇⌒)
続けて、マネージャーさんへの「恩返し」だけでなく、自分に関わってくれるファンやスタッフ、ここまで自分を引き上げてくれた人達全てに対して「恩返し」する事が小栗旬にとっての【プロフェッショナル】であるとビシッと締めてくれました!


最後に小栗旬さんは自分が役者を目指したのは、周りの人達にうそをついて驚かせたり、喜ばせたりする事が昔から好きだったから「嘘をつくという仕事を生業(なりわい)にした」と表現しています。
自分の姿を見て数人でもその人を変える事が出来れば、それは「ハッピー」な事だし、そこに関しては「自分は疑いたくない」と独特な表現をしています。

1時間ちょいの番組でしたが、3回ぐらい泣いたな(笑)
家族や仲間にも恵まれ、役者としても成功して何もかも満たされて羨ましいと最初は思ってましたが、人それぞれ色んなものを背負いながら、後悔と向上心で自分を戒め、戦っているんだなと色々考えさせられました。

「鎌倉殿の13人」が大成功に終わる事と、これからの更なる活躍を期待しております!
では( ´Д`)ノ~バイバイ

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